

|
 | 事業計画書の作り方 |  |
 |
「独立起業」を決断したら最初に取り組むことが、「事業計画書」を作成することです。
起業当初は、事業計画書を作成してもほぼ8割以上が、俗に言う「絵に描いた餅」になると言われておりますが、ただし道筋をあらかじめ想定して事業を行うのとそうでないのとでは雲泥の差があります。しかし、これが創業するということの現実であると前向きに考えるべきだと思います。「事業計画書」の使い道としては、大きく分けて2通りあります。
1つ目は、資金調達(国金融資、助成金、補助金、金融機関からの融資等)です。
2つ目は、人材確保や多くの取引先のパイプを広げるためです。
こういった場合の「事業計画書」は、少々大げさぐらいの計画書で良いと思います。その中でも、金融機関や役所は新規性、マーケットでの競合性、損益の資金繰りを特に重視しますので、事業の将来性や収益計画に魅力をもたした計画書がBESTです。
しかし、本来の創業者自身が実際に歩む道しるべにするものは、あらゆるリスクを想定し、最悪の場合の回避策まで描き、それは外向けには出さない想定図を起業時から考えておくぐらいの慎重さであって丁度良いぐらいです。
こういったことから、「事業計画書」は2通り作成するつもりで作成し始めるほうがスムーズ進められます。
|
|